你好!あおい学院小牧北校塾長の吉岡です。
2016年4月7日のGoogle急上昇ワードは『山尾志桜里』『高畑充希』『川島海荷』(敬称略)です。今この瞬間にもおそらくこれらのワードを検索している人がたくさんいるでしょう。そして、これらのワードを検索している人たちはまさか、このブログは読んでいないでしょう。
ある冬の日、僕は池上彰のテレビを見ている最中、蜜柑を食べながら考えました。
「どうして蜜柑はうまいのだろうか?」「こいつら、あきらかに食べられることを意識しとるな」と。そう、蜜柑くんたちは自分たちは動けないので、なるべくおいしく育って、鳥さんたちに食べてもらって自分たちの子孫が残せる範囲を広げているのです。【今は品種改良が進んでそうとは言い切れないですが】つまり、蜜柑がおいしいということはとても意味があるのです。
生徒たちからよく「社会をやって何の意味があるの?」「数学をやって何の意味があるの?」と聞かれます。もちろんその問いに関する返答は決めています。【気になる人はSEIYUでの買い物のついでに校舎に来て僕に尋ねてくださいね。】
僕自身が成長していく過程でその返答は変わってくるとも思いますが、そういう問いに対して生徒たちを納得させていくのも僕たちの大切な仕事のような気がします。また、勉強は近道をするのではなく、少し遠回りするのが、ちょうどいい気がします。
関西屈指の名門校、灘高校に橋本武先生という、50年間『銀の匙』の授業をやり続けた、まさに伝説の教師がいらっしゃいました。この方が残した言葉の中にこういうものがあります。
「すぐに役立つものは、すぐに役立たなくなる。」
凄い言葉ですよね。
なかなか結果が出ない人たち、僕には、私には才能が無いんじゃないか?と思っている人たちに、今は少し力をためている時期だと開き直って我慢!すぐに役立たなくなるものを身につけてもしょうがないでしょう!すぐに結果が出てもおもしろくないでしょう!大丈夫!と言ってあげたいのです。
少し、熱くなってきてしまったので、このへんで終わろうと思います。
まさか『山尾志桜里』『高畑充希』『川島海荷』を検索してここにとんで来た人はいないでしょうが、間違ってこのブログに来て読んでくれたみなさん。この出会いにも、蜜柑がうまいことと同じようにきっと意味があるのでしょう。
じゃあの
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