6月18日

ニーハオ!あおい学院小牧北校の吉岡です。

先日イチロー選手が安打数でピート・ローズの記録を抜きました。

まあ、僕は「日米合算じゃん!」という論調です。

ただ、記録達成の瞬間アメリカ人がイチロー選手に拍手を送っているのを見て

「けっこう認めてくれているのか~」と思いました。


めちゃめちゃ古い実況パワフルプロ野球は打法が4つしかありませんでした。

ほぼ全員が「スタンダード」

王貞治、大豊の「一本足打法」

落合の「神主打法」

そしてイチロー選手の「振り子打法」

(90年代の野球少年は中村紀洋、タフィ・ローズ、松井秀喜、小笠原、イチローの打法模写は必ずやったものです。)

また、イチロー選手だけ当時のゲームとしては画期的なイチローコールと言って、打席に立つと「イチロ~イチロ~」という音声が流れました。

そして、何より謎に内容が深い「イチ流」という正月特番が毎年あり、それを楽しみにしていました。


最近、イチロー選手、バイオリニストの葉加瀬太郎さんを見ることがたくさんあったのですが、「gifted」つまり神様から才能をもらった人は一見、華々しく表舞台で活躍していますが、才能があるゆえの苦悩は想像を絶するのだろうなと感じするのです。


神様から才能をもらったというよりも、才能をもらってしまったと言った方が正しいのではないのか、と思うぐらいです。

才能をもらっちゃったら、その運命というか宿命から逃れられないわけじゃないですか。

これは非常に辛い。


葉加瀬太郎さんは常にニコニコしてテレビに映ってますが、ふとした瞬間見せる真顔はヤバイです。蜷川幸雄さん、今井雅之さんのようにいわゆる「ゆとり」がビビってしまうオーラを持った人、ということがテレビからも伝わってきます。


冷静に考えてみると、大人が野球をやって給料を稼ぐ。これってやっぱすごいことですよね。野球なんて全国どこでもやっています。でもプロ野球、メジャーリーグってのは、ものすごく遠い距離からでもいいから、お金払って応援しに行こうと思ってしまいますもん。


いや~イチロー選手と同じ時代に生まれてラッキーです。


でも、今の時代は野球のうまさで人生が左右される環境というか、そいうのじゃなくて本当によかったね。

バッティングうまいから部長に昇進とか、バント上手いから係長とか。流し打ちが上手いから契約しましょうとか。


超大昔は「狩り」のうまさとか、「土器づくり」のうまさとか、「和歌」のうまさが人生を左右していたもんね。今がもし「野球のうまさ!理想の結婚相手がトリプルスリー達成者、最低でもドラフト上位指名、契約金8000万」だったら相当きつい。


やっぱり、今は勉強頑張ってたら道は切り開けるよ。


じゃあの。




個別指導あおい学院小牧北校

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