你好!あおい学院小牧北校塾長の吉岡です。
使い古された文句の中に『働きアリの法則』(2:6:2の法則)というのがあります。
数%のアリは、働かずに遊んでいて、100匹の働きアリで言うと、
まず、20匹(20%)が良く働き、60匹(60%)が普通に働き、
そして残りの20匹(20%)が全く働かない状態になるそうです。
人間の社会も同じようです。
特に学校なんかでも、常にふるいにかけられ、こぼれ落ち行く形式になっているのだと思うのです。
頑張らない人間がいるから、頑張る人間が目立てるのです。おもしろくない映画があるから、おもしろい映画があるのだと思います。
聖書では神様が「光あれ」と言って光が生まれました。しかし、その前には闇があったのです。相反するものがないと、ぼやっとしてしまい、はっきりと輪郭をとらえることができません。
最初に書いたアリの話には続きがあって、良く働く20匹のアリを取り出して、組織にすると、またその中で20%が良く働いて、60%が普通に働き、20%が全く働かなくなるようです。なんと、頑張らないアリから、頑張るアリに変化するものが現れるのです。ぼくは、この部分が1番重要な気がします。
確かに才能というか、能力は個人差があると思います。
しかし、順番がまわってきたら、全力を出せると思うのです。
ピグマリオン効果というものがあって、簡単に言うと、教師の期待度で生徒の成績がが変わるというものです。
同じ成績の生徒が30人くらい集められたクラスで、前任の教師が後任の教師に「Aくん凄いよ!」と伝えたら、本当にAくんの成績がとびぬけるという感じです。
学校だけでなく、兄弟で考えてもけっこう当てはまってませんかね?
「1番上の子は…」「真ん中の子は…」「1番下の子は…」と。
確かに、今その瞬間だけをとらえるとそう見えますが、
どんな人間も必ず頑張る順番がまわってくるはずです。
その大一番の時、こちらサイドがおどおどしないためにも、良いところを発見して、やっぱり期待をしておかなければならないと思います。
なので、些細なことでもいいので、良いところを探して褒めようと心がけています。
生きていても、期待するほど良いことは起こらないし、たいして褒められないので、せめてここに来た時くらいはしっかり認めてやろうと思っているのです。
じゃあの。
0コメント