你好!あおい学院小牧北校塾長の吉岡です。
いつも通りテストが完全に終わりましたので、更新します。
寒くなってきました。昔は季節に敏感でしたし、イベントひとつひとつが非常に特別なものでした。夏祭り、クリスマス、正月などです。季節ごとにあった志村けんのバカ殿様スペシャルも特別なもののひとつでした。
ただ今は特に何も感じません。しかし、子供のころと比べ、大きくプラスに変わった出来事があります。
それは子供ころに比べ、風景がカラフルに見える。ということです。
ついに頭がおかしくなったかと言われそうですが、実際にそうなのです。
う~ん、少し言い表しにくいですが、まぶしいというか、色がはっきりと見えるようになったという言い方が正しいのでしょうか。
もしかしたら、何かの病気でしょうか。しかし、これはけっこう気に入っています。
中3生の前回のテスト範囲に「君待つと」があり、その中にこんな歌があります。
思ひつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせば覚めざらましを
小野小町の歌です。意味は、恋しく思い続けながら寝たので、あの方が現れたのでしょうか。夢とわかっていたならば、覚めないでいたでしょうに。
小町さんのキュートさが伝わってくる非常に良い歌だと思います。
時代は平安時代でしたので、まだ鬼が何たらと言ってた時代だし、日本人が地球が丸いと知るよりももっと昔のことです。しかし、この歌では、「夢」をしっかりと認識しています。寝ていると時に見るアレに名前をつけていますし、覚めるという単語もしっかりと使っています。
今の科学をもってもあまり解明されていないのに。平安人よ!夢をもっと恐れてもいいんじゃないか?しかし、「夢」をロマンチックな歌に仕上げるために使うとは、すごいことじゃないか。と感心してしまいました。僕は昔の人を舐めすぎなのでしょうか。
ただ、見方を変えると、「夢を見る」とは、「歩く」「食べる」「寝る」「死ぬ」と同じように人間にもともとプログラミングされているような動作として認識され続けていたのかなとも思います。ちなみに「話す」は完全に学習らしいです。「歩く」は筋肉の構造上、人間は歩かなくちゃいけないみたいです。(高校の英文で読みました。)
スマホを操作するフリックというものはすくなくともDNAにプログラミングされてないはずです。どこまでが人間の範囲なのでしょかね。
もう、将棋の世界は人間はAI(人口知能)に普通に負けてしまうところまできています。
野矢さんという哲学者が言っていたのですが、「心とはその他だ!」だそうです。
言っていたことをまとめて言うと、「心とは説明できないもの」らしいです。
まあ、AIたちには「説明できないもの」を一生理解できないでしょう!
なんか未来の話になると、「いつになったら車は空を飛ぶの?」みたいな話が出てきますが、あれは飛ぶ必要がないから飛んでないのではないでしょうか?
じゃあの。
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